西洋骨董洋菓子店   作者:よしながふみ
西洋骨董洋菓子店 (1)
舞台は住宅地の中にある、洋菓子店『アンティーク』。
無精髭のオーナーに、「魔性のゲイ」の天才パティシエ、元ボクサーでお菓子好きのパティシエ見習い、超不器用な店番と、
そんな個性豊かな男4人が主人公。
今日も彼らのところには、さまざまな客たちがそれぞれの想いで彼らの作るケーキを買いにやってくる…


これ昔ドラマでやっているのを見たことがあります。
なんか阿部寛が出てた記憶が。
で、内容の方なんですが文句なしにおもしろい!
『アンティーク』で働く4人にもそれぞれの過去があり、そこに買いに来る客たちも一筋縄ではいかない人ばかり。
作中に出てくるケーキもめちゃくちゃおいしそうで、そのケーキ一つ一つに対する紹介がまたすごい。
おもわずケーキを買いに行ってしまいましたw
しかし、これを読んでいると本当によしながふみは食べ物が好きなんだなぁってわかります。
そのへんはグルメエッセイ漫画『愛がなくても喰ってゆけます。』の内容の充実ぶりからもわかるとおり。


あと、作者がBLも書いているということで若干ホモ描写があるものの、あまり過激じゃないのでそのへんは安心して読めました。